下巻。
読み終わったの、ちょい前なのにもう内容よく覚えていない。笑
今、パラパラとめくってみたら、セノセイさんは萌えるな……とか、檀さんがツイストとは……とか、断片的な記憶。
放埓ぶりは上巻と変わらず。
ただ、最終章まで読んでみて、軽くショックを受けたので下巻は☆4に増量。
「私小説」なので、あらかた真実だと思ってたら、檀先生にまんまと一杯食わされた。いい意味で。
もちろん、「私小説は必ず真実を書かなければならない」というルールなんかないし、無頼派の世代以降?、フィクションを盛り込んでる。
病床で最終章を書いていた、という真実を知っているので、この終わり方にすごく納得した。
と同時に、ポールオースターの『ガラスの街』をこの後読んだので、なにか近いものを感じました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年11月23日
- 読了日 : 2016年11月9日
- 本棚登録日 : 2016年11月2日
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