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しんじろうさんの本棚 > 妃は船を沈める


ごちそうさまでした»

「ごちそうさまでした」の気持ちを脳みその隅っこに置きつつ、うまくも無い感想文をだらだらと垂れ流しています。

レビュー by しんじろうさん

小説   読み終わった  読了日 : 2008年09月09日  4

ウィリアムス・W・ジェイコブズの「猿の手」は読んだこと無かったのですが、「はしがき」でも述べられている通り読んでいなくても問題は無かったです。
作中での火村先生の「猿の手」の解釈は実に論理的で面白かったです。
今回の事件は派手さも無く、トリックもあっと驚くようなものでもなかったのですが、読み終わった印象としては物悲しく感じました。
そして、作中で書かれているアマリア・ロドリゲスの「難破」が実に似合うなとしみじみ思いました。
そして、今回は気になっている火村先生の過去が少し触れられていて、これから火村先生の過去も明らかになっていくのかなと思いました。
が、反面、火村先生の過去が明らかになったと同時にこの火村・アリスシリーズも終わってしまうのかしらと思うと複雑な気持ちです。
満足度は★★★★☆。
「残酷な揺り籠」と言うタイトルが妙に好きです。 登録日 : 2008年09月09日 22:28:00


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