ごちそうさまでした»
「ごちそうさまでした」の気持ちを脳みその隅っこに置きつつ、うまくも無い感想文をだらだらと垂れ流しています。
レビュー by しんじろうさん
まさか初っ端から出てくるとは思わなくて少々驚きました。
そして、初っ端からすごい展開です。
内容は潜水艦内の話と陸上の話の同時展開ですが、混乱もせずにテンポ良く、どんどん読み進めていけました。
実際、こんなことが起こったならばこうなるんだろうなと思いました。
色々なものを盛り込んでいて、色々と感じるところがありました。
盛りだくさんの割りには複雑にならず、すっきりと読めるのは素晴らしいです。
そして、有川さんらしい活字でベタ甘も入っていて良かったです。
登場人物が誰も彼もが魅力的ですね。
夏木、冬原はもちろんのこと、憎まれ役の圭介までもが魅力的でした。
陸で奮闘する機動隊員や明石、烏丸も良かったです。
ちょっとしか出ていない自衛官すらもカッコ良かったです。
ただ、少々残念だなぁと思ったのは、夏木が堂上の原型、冬原が小牧の原型のように感じてしまったことです。
時系列では夏木、冬原の方が先なんですが、自分は先に「図書館戦争」を読んでいたので余計にそう感じてしまいました。
似たような性格・性質のキャラが別の作品にもいるってのは細かく見れば違うキャラなんですが、全体で見るとパターンが一緒だなと思ってしまうのでそこが惜しいなと感じました。
自分は先に「クジラの彼」を読んでいたのですが、「海の底」から読むべきでした。
「クジラの彼」には「海の底」で登場していた人物のその後の話が出ていたので、面白さが少々減ってしまいました。
満足度は★★★★☆。
十分楽しめました。
登録日 : 2007年05月23日 20:52:24


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