羽月莉音の帝国 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫 し 2-1)

著者 :
  • 小学館 (2010年2月18日発売)
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本棚登録 : 344
感想 : 32
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理想の国家をつくるべく、高校生が立ち上がった。
建国×ライトノベルって他にあるのだろうか?私の知る限りではこれが初めてだ。かなり強引ではあるものの、魔法やSFによるものではなく、あくまで現実的に建国を進めていく。
建国に必要な資金を調達するための部活動から始まり、それが軌道に乗ると会社を起業。その際に株式、監査法人などの説明もされるのでマンガで覚えるシリーズみたいな面もある。どちらかというとドラゴン桜みたいな感じだろうか。
残念なのが、キャラクターがまったく面白くないこと。ツンデレ幼馴染の気持ちに気づかない鈍い主人公とか読んでいて鳥肌が立った。ああいうのがなくなればもっと評価上がる気がするが、ああいうのがないとライトノベルとして成立しないのかな。あと絵が好きになれない。
とりあえず会社法の勉強になりそうなのでもう少し読み進めてみたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ライトノベル
感想投稿日 : 2011年1月28日
読了日 : 2011年1月28日
本棚登録日 : 2011年1月28日

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