夏目漱石を江戸から読む: 新しい女と古い男 (中公新書 1233)

著者 :
  • 中央公論新社 (1995年3月1日発売)
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本棚登録 : 90
感想 : 11
4

感銘をうけた1冊。
疑問に思っていた『こころ』の乃木大将の殉死が、なぜ、登場してくるのかということなど、江戸と明治を区別して考えてみると読み解ける鍵になる感じました。
読んでいて歌舞伎の丸本物について学びたくなりました。
個人的に好きな『三四郎』の解説も流石と納得してしまいました。
小谷野敦氏の著書は、全てキレが良いですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年12月12日
読了日 : 2011年12月9日
本棚登録日 : 2011年12月9日

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