「それで?」と率直な感想。
葛飾北斎がタイムスリップして、色々あって元の時代に戻った。強い意志があれば時間旅行できるらしい。現代に帰った弟子に会いたいという思い。
北斎である必然性が見えない。面倒を見た為一の問題は解決したのか。親父は何をしているんだ。新進気鋭の作家が北斎の弟子か。なんだかご都合主義。
過去の人間が現代にやってきて、現代の人間が良い方向に影響を受ける。よくあるパターンだけれども、影響の受け度合いが弱い。「カタをつけろ」というが、彼の問題にカタがついたのか疑問。北斎自身は勝手に満足して帰ってしまうし。残ったのは素描だけ。それがイラストとして流行するなんて。中途半端。
ページ数も少ないし、あまり感じるものはなかった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
時代劇
- 感想投稿日 : 2015年11月7日
- 読了日 : 2015年11月7日
- 本棚登録日 : 2015年11月5日
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