佐藤可士和の超整理術 (日経ビジネス人文庫) (日経ビジネス人文庫 ブルー さ 15-1)
- 日本経済新聞出版 (2011年4月9日発売)
佐藤可士和さんの奥さんである、悦子さんが書いた本。
クリエイターである可士和さんをマネージャーとして支え、縁の下の力持ちになっている人。
以下、印象に残ったメモ。
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・株式会社サムライのコンセプトは「ちゃんと見る」。少しだけ関わるような仕事は受けないようにしている。
・やりたいことは普段から口に出すようにすること。「幼稚園の仕事をやってみたい」とテレビで発言したら、本当にふじ幼稚園の仕事をやることになった。
・佐藤可士和さんに対して悦子さんがヒアリングを緻密に行い、そのデザインに至った経緯を説明するのも悦子さんの役割。クリエイターは自分の作品に対して思い入れが大きいため、経緯を自分の口で話すのは難しいという。
・クリエイターだからルーズでも良い、という風潮を悦子さんは嫌う。可士和さんも、元々時間にはルーズ気味の人だったが、悦子さんが厳しく管理してきたことにより今では一切時間に遅刻しない習慣ができた。
・スピーディーなレスポンスを大事にしている。会った人に対しては、必ずその日のうちにメールを出すようにしている。そのための工夫として、議事録をメールの下書きに直接書く、というのを行っている。
・オフィスにはかなり投資している。実際、あのオフィスはサムライのブランドイメージにつながっているし、テレビや雑誌にも数多く取り上げられている。
・サムライでは、将来やりたいことや方向性に関して定期的に夫婦で話し合う会を設けている。
- 感想投稿日 : 2016年8月12日
- 読了日 : 2016年8月12日
- 本棚登録日 : 2013年11月9日
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