怒りの葡萄 (下巻) (新潮文庫)

  • 新潮社 (1967年5月25日発売)
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感想 : 53
5

後半から悲しみと怒りが伝わってくるようで、
胸が詰まり、読むのが辛かった。

読了後のもやっと感……
ある種の燃え尽き状態にある。

出生地というアイデンティティを奪われた人は、
その瞬間に死んでいる。殺されている。
あまりにも悲しい話だった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2012年10月3日
読了日 : 2012年10月3日
本棚登録日 : 2012年10月3日

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