ログイン
ようこそ、ゲストさん 新規登録
twitter,facebook,mixiでもログインできるようになりました

チェンジリング [DVD]についてのちびの星☆さんのレビュー


ちびの書庫»

本当に好きな作品だけ置いています。

チェンジリング [DVD] 1072人が登録 ★3.97

監督: クリント・イーストウッド  出演: アンジェリーナ・ジョリー  ジョン・マルコヴィッチ  ジェフリー・ドノヴァン  コルム・フィオール  エイミー・ライアン 
映画 / ジェネオン・ユニバーサル / 2009年07月17日発売

レビュー by ちびの星☆さん

C・イーストウッド   観終わった   5  登録日: 2011年11月01日

「救い」はない

('08/監督28作品目)2回目


●「救い」と「希望」

この映画に「救い」はない。

なぜなら、クリスティン(母親)の望みは唯一つ、
ウォルターが戻ってくること
だけだからだ。

だから、
裁判に勝訴して警察の腐敗が暴かれたことも、
ノースコット(犯人)が死刑になったことも、

これらは僕たち観客を「勧善懲悪しかるべき!」のように“スカッと”させるだけで、
クリスティンにとっての「救い」にはならない。


だが、彼女には「希望」がある。
それはウォルターがデヴィッドを助けた(と同時に一緒に逃げた)という証言である。

しかし、わたしたちはこの「希望」が叶うことはないということを知っている。


観客にとっての“救い”がクリスティンにとっての「救い」ではないこと。
クリスティンにとっての“希望”が観客にとっての「希望」ではないこと。

ここに開きがあるという点が、非常に興味深い。


●音楽

この映画では、イーストウッドが音楽監督も兼任している。
これは決して珍しいことではない(『ミスティック・リバー』や『ミリオンダラー・ベイビー』などでも担当している)が、この映画の音楽は最高にイイ!

端的にいえば、「息子を誘拐されて、結局見つからない」というどうしようもないほど暗い物語なのだが、
イーストウッドの音楽が優しくこの映画を包んでいるので、その暗いモノも心に“スッ”と入ってくる。


あくまで内容についてコメントしたいので、最近は俳優についてなるべく言及しないようにしてたけど、この作品におけるアンジェリーナ・ジョリーの感情を抑えた演技は秀逸ですよねー!



「警察の無理解」にイライラする気持ちもわかるけど、そんなのはあくまで表面的なものであって、この映画はもっと深いレベルで観れる映画だと思う。

ただ、“冷たくて、重くて、黒い”モノが心に入ってくるので、観る前には覚悟が必要な映画ですよコレは。 レビュー登録日 : 2011年11月01日


コメント

コメントをする場合は、ログインしてください。

まだコメントはありません。

引用

  • 登録されていません。

ちびの星☆さん  この本棚のフィード(RSS)

登録アイテム数:
56
レビュー数:
56件»
/ レビュー率: 100.0%
コメントされた数:
0件
お気に入りしたレビュー:
0件»
お気に入りされたレビュー:
2件»
フォローしている:
1人»
フォローされている:
1人»
  • 新規登録・ブクログについて
  • ブクログの特集まとめページ
  • ブクログ公式Twitterをフォローしよう
  • ブクログ公式facebookページ
  • ブクログのiPhone・Androidアプリ