肌感覚で思っていたことを、見事に言語化してくれた一冊。これ程分かりやすく、人間存在の本質の一端を述べた本は貴重。一方で、では個人とは何か?という問いには著者自身も答えが出てないと思われる。(そのことを否定するわけではない)分人の総和が必ずしも個人でない。
そこに人間として生きる難しさと面白さがある。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エッセイ
- 感想投稿日 : 2016年4月18日
- 読了日 : 2016年4月8日
- 本棚登録日 : 2016年4月18日
みんなの感想をみる