明日につづくリズム (teens’ best selections) (teens’ best selections 21)

著者 :
  • ポプラ社 (2009年8月4日発売)
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本棚登録 : 269
感想 : 54
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ポルノグラフィティの音楽に浸かっていた10代の頃に出会いたかったなあ、というのが率直な感想です。今の私が読んで楽しめる作品ではなかった。決して面白くないとかそういう事ではないんだけど。擦れていない青春群像がただただ眩しく、アラサー女の目を焼いてくれたのでした。

それでも、SONYのウォークマンでポルノグラフィティを聞きながらバイト先に自転車で通ったなあ。とか、当時付き合っていた彼氏と、ベスト盤は赤がいいだの青がいいだの言い合ったなあ。とか、往時を懐かしく思い出させてくれた作品でした。うーん、彼らの音楽が寄り添う記憶は、なんだか甘酸っぱいものばかりだなあ…なんか照れる…←

島をでたい。高校受験を前に、夢と現実のあいだでゆれ動く千波。大好きなポルノグラフィティの歌に自分をかさね、家族、友情、将来、ふるさと…自分を取りまくさまざまなことに思いをめぐらせながら、おとなへの一歩を踏み出していく―因島を舞台に、少女の成長を描きだした青春物語。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ●文芸(近代)
感想投稿日 : 2015年1月28日
読了日 : 2015年1月26日
本棚登録日 : 2015年1月28日

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