新人OL、つぶれかけの会社をまかされる (青春新書PLAYBOOKS) (プレイブックス 916)

著者 :
  • 青春出版社 (2010年9月29日発売)
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感想 : 120
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マーケティング職を求めて転職したばかりの素人マーケッターOLが、
つぶれかけのイタリアンレストランの再建計画を任される。
親戚のカリスマコンサルタントからアドバイスを受けながら、
四苦八苦、七転八倒しながらもマーケティングを学び成長していく...。

「ドリルを売るには穴を売れ!」というロングセラーの新装版だそうです。
内容を簡単に表現すれば、同じくベストセラーとなった
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」のマーケティング版。

「餃子屋と~」が会計素人な新人社長(若い女子)が、
会計に関するカリスマコンサルタントのアドバイスを受けて会社を立て直すのに対して、
「新人OL~」はマーケティング素人な新人OL(若い女子)が、
マーケティングに関するカリスマコンサルタントのアドバイスを受けてレストランを立て直します。
はい、構成が全く同じです(笑)。

でも両書に言えることですが、非常に分かりやすい。
マーケティングや会計の知識を羅列しただけのビジネス書が数多ありますし、
結構な数を私も読んでいますが、
知識だけでなかなか実践に応用しづらいのも事実。
それに対して具体的に「どう動くか?」「何をするか?」を
主人公に感情移入しながら追体験できるため、
腑に落ちるところが大きく実際の職場で実践しやすいかと思います。

ま、あまりにもご都合主義にストーリーが展開しますが、
そこはあくまでも小説ではなくビジネス書なので致し方ないかと(苦笑)。

とにかく簡単にマーケティングを勉強してみたい!
難しいビジネス書はすぐに眠たくなって読めない!
知識はあるけどどう使えばいいのかよく分からない!
といった人にはオススメの本でした♪

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ビジネス
感想投稿日 : 2011年1月18日
読了日 : 2011年1月12日
本棚登録日 : 2011年1月18日

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