愛の渇き (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1952年4月2日発売)
3.50
  • (55)
  • (112)
  • (216)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 1360
感想 : 114
5

三島由紀夫には観念的な理想に対する自己実現をテーマにしている作品が多いと思うが、
その中でも、『愛の乾き』は、落としどころをしっかり付けられている作品だと思う。

幸不幸はさておき、自分の理想のために執念深い女の描き方がうまいなあと思った。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年11月6日
読了日 : 2013年11月6日
本棚登録日 : 2013年11月6日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする