義烈千秋 天狗党西へ (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2014年9月27日発売)
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感想 : 6
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「水戸天狗党」という言葉は聞いたことがありましたが、去年「恋歌」を読んであまりの壮絶な出来事に驚きました。
ボタンをひとつ掛け違えたように悲劇に転じていく様がわかりました。それにしてもこの時代は藩がまさに「国」だったのですね。藩の矜持なのでしょうが、遺体を藩に持ち帰り、改めて磔にするなど、現代の私にはただただ残酷なことにしか思えませんでした。大義に殉じた侍たちの意志は崇高ですが、彼らが新政府で活躍していたらと思わずにはいられません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2017年11月27日
読了日 : 2017年11月27日
本棚登録日 : 2017年11月27日

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