ぼくらはみんな、ここにいる

著者 :
  • 中央公論新社 (2005年12月1日発売)
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本棚登録 : 65
感想 : 15
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光が丘中学吹奏楽部の部員30人が九州の孤島へ合宿にでかけるが、
その島ごと島原の乱直前の江戸時代にタイムスリップしてしまう。

こないだTV化された『神はサイコロを振らない』の作者。
本はまだ読んだことないけど、なんとなく似た感じをうけた。
各章が曲名で構成されているので、もっと音楽色の強いものかと
思ったが、ただの吹奏楽部っという止まりで残念。
ただ400年前にタイムスリップするので、携帯はもちろん、その他
使えないものがでてくる。
そこで、「音楽がよりどころ」という風にさせたかったのか…
設定は面白い。ただオチがいまいちだなぁと思うのは私だけか。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2006年8月7日
本棚登録日 : 2006年8月7日

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