取り止めがないにも程がある。 基本的にここに載せた漫画は全て既刊分全巻読了済。コミックス継続購読中の漫画は「いま読んでいる」に分類。
風遊さん
酒井 駒子
偕成社 (2003年10月)
小説 読み終わった
ここに描かれているのはどこまでも子供だ。全てのものにあらゆる好奇心を抱き、平等に、均一に、たくましい興味を向けていた子供。カマキリに守られながら寝る砂糖ちゃん、蛇にも会いたかった少年。そういった、純粋無垢とは少し違う、どこか孤独の中で生きている(...
法月 綸太郎
講談社 (1995年11月07日)
正統派パズラー向け本格ミステリ短編集。小難しい主題やテーマを抜きにして、情報というピースをはめ込み事件の全容を明らかにしていくような、純粋に楽しめる一冊。 中でも『カニバリズム小論』は出色のインパクト。
森 博嗣
講談社 (1998年12月11日)
「理系ミステリ」と言われた森ミステリの原点。当時コンピュータが広く一般に浸透する過渡期にあり、その中で発表されたこの作品のインパクトは確かに強烈なものだった。 独特の哲学を織り交ぜた台詞回しが光る。
中井 英夫
講談社 (1974年03月)
いわゆる「日本三大奇書」のうちの一冊。おそらく他の二冊に比べたら格段に読みやすい。 この本の奇書たる所以は、もちろん薔薇や不動などに彩られた「氷沼家殺人事件(ザ・ヒヌマ・マーダー)」の非現実めいた雰囲気や、その謎に挑む探偵たちのどこか歯車のずれた...
内田 百けん
岩波書店 (1990年11月16日)
各々が、日常という一幕一幕を切り貼りしてつなぎ合わせる生活をしている中で、ふとその隙間を覗き込んでしまったような、さらにその隙間からこちらを覗くモノがいることに気付いてしまったような、そんな短編集。 始まりもなければ終わりもなく、それに気付いたと...
梶井 基次郎
筑摩書房 (1986年08月)
不世出の天才、梶井基次郎の凄さに触れるにはうってつけの一冊。代表作である「檸檬」の他、「城のある町」「冬の日」「冬の蠅」「桜の樹の下には」などを収録。目を見張るほど美しく、同時に切実なまでに感情豊かな筆致は、圧倒的なまでの感慨をもたらす。
横溝 正史
角川書店 (1973年04月)
稀代の名探偵、金田一耕助初登場。独特の世界観とギミック満載のトリックは既に光る。日本本格ミステリ界における大きな一歩となる一冊。
夢野 久作
角川グループパブリッシング (2009年03月25日)
短編集。表題作「瓶詰の地獄」について。スタイリッシュな文章構成もさることながら、手紙に使われている言葉や漢字から、綿密な計算を窺い知ることが出来る。瓶に詰められたのは美しい欲望、懊悩、狂気。文句無しの傑作短編。 表題作以外も、狂気に彩られ鈍色に光...
安部 公房
新潮社 (1969年05月20日)
自分に対する不安、他人の恐怖。逃亡と革新の詳細な記録。安部的ヒューマニズム、リアリズムの一つの形。
新潮社 (1974年08月)
短編集。人間の在り方と社会の在り方を考える。
新潮社 (1974年05月)
短編集。特定の状況下において、果たして人間はどのように行動し、思考するのか。それをえぐるように描き出す。
新潮社 (2003年03月)
傑作。ありえない状況、ありえない思考、ありえない展開。それでも滲むように、砂のように侵食してくるリアリティ。
講談社 (2006年11月16日)
ミステリだがミステリではない。天才を天才として書こうとし、書ききった本。四季を圧倒的な存在として描けているのが素晴らしい。
乙一
幻冬舎 (2002年04月)
表紙にだまされそうな本個人的ベスト3。狭い部屋と息を殺すような静寂の中で進む、ドラマチックなストーリー。
角川書店 (2002年07月)
いわゆる黒乙一の現時点での到達点。森野はもちろんだが、「僕」が非常に魅力的。乙一の文体が無機質な作品をさらに無機質に彩る。
集英社 (2003年06月26日)
短編集。まさにショーウィンドウ。まさに動物園。あらゆる方向性の作品を詰め込んだ、タイトル通りの本。1日1作ずつ読むと面白い。
角川書店 (2003年12月)
短編集。ライトノベルとして発表された作品をまとめたもの。一つのテーマは切なさ。表題作「失はれる物語」は、静かなる文学としての傑作。
山白 朝子
メディアファクトリー (2007年11月14日)
短編集。怪談と思って読んではいけない。だったら何だと尋ねられても困る。そんな本。「鳥とファフロッキーズ現象について」に、あの作家の影がちらつく。
手使海ユトロ 佐藤竜雄
キングレコード (2001年02月21日)
映像 読み終わった
ねこぢるの狂気が湯浅政明の狂気に出会った結果。奇妙に、ノスタルジックに、バイオレンスに、不条理に、様々なものに彩られた世界は、夢でもあり、現実でもあり、誰かの気まぐれによって消失する。
岩明 均
講談社 (2003年01月21日)
まんが 読み終わった
秀逸な設定と上質なストーリーテリングは、一見単純とも思えるテーマをよりドラマチックに彩る。美しい作品。
新井 英樹
小学館 (1997年06月)
圧倒的な情報量は圧倒的な説得力を与え、読者はその波に押し流されるように読み進めていく。二つのストーリーが絡み合っていく中で、暴力と神性、一見相反する二つの要素さえも絡み合う。傑作。
押切 蓮介
ぶんか社 (2008年03月17日)
人間が持ち得る狂気を、たった三冊の中に出来る限り詰め込んだ作品。吐き気がするほどの閉塞感。目を覆いたくなるほどの悲痛。極めて儚い希望。そして咲き乱れるような美しい暴力。全てを読んだ後、あとがきの「『普通』の人間」に何を思うか。間違いなく傑作。
小花 美穂
集英社 (1995年04月14日)
私の人生において、初めて触れた頃の年齢と相まって、おそらく最も大きな影響を与えた漫画。それぞれの「キャラクター」をここまで深く掘り下げつつ、しかし同時にストーリーとしても面白い漫画はそうそう無いのではなかろうか。 性格、行動、言動、一挙手一投足に...
前川 涼
集英社 (2001年02月15日)
まんが いま読んでる
ギャグとは本来意外性であり、つまり読み手の予想をキャラクターの行動や言動が裏切るとき、そこに面白さが生まれるものである。そういう意味では、これはそもそも存在自体がイレギュラーなのだから、面白くないわけがないのだ。少女漫画誌でやるには、この漫画のギ...
講談社 (2004年03月05日)
この絵柄で何故だというくらい、留渦がかわいい。ホラーには必要な要素ではあるが、人間をよく観察していることに感心する。
横内 なおき
講談社 (1998年02月)
当時のコミックボンボンの作風を詰め込んだような漫画。あらゆる要素を詰め込みつつ、独特の世界観を構築している良作。
熊倉 裕一
講談社 (2000年11月20日)
2巻辺りまでは若さも見えるが、全体的にハイセンスな言葉選びと画風で魅了する。連載していたのはコミックボンボンだが、大人が読むにも十分過ぎるほど耐えうるストーリー。全体的に秀逸。
高津 カリノ
スクウェア・エニックス (2005年11月25日)
web出身の漫画家によるヤンガンで連載中の作品。web上の作品とはリンクしているようなしていないような。 作りこまれたキャラが魅力的。
氷川 へきる
スクウェア・エニックス (2001年08月)
ぐだぐだ。良い意味で。シュール系ギャグ漫画の一つの形。
尾高 純一
スクウェア・エニックス (2006年10月21日)
キャラを動かす正統派ギャグ4コマ漫画。まともな人間はいないのか。
ばらスィー
メディアワークス (2003年01月27日)
1巻から2巻までは模索が見える。かわいいだけと侮るなかれ、3巻以降は独自の世界観の中、ハイレベルなシュール系ギャグ漫画として確立。
大沖
マッグガーデン (2010年01月09日)
なんて素敵な大沖ワールド。 予測可能でも回避不可能。一度はまると抜け出せない。恐ろしい。
名島 啓二
講談社 (2010年02月17日)
すごく俗っぽい人魚と普通の少年が織り成すラブコメディ。いや嘘だけど。 むろみさんのキャラというか、設定がすごく面白い。キャラ先行型の漫画において、キャラがそれだけで面白いというのはこれ以上ないほどの武器であって、それだけでもういくらでも押し切れる...
saxyun
竹書房 (2007年07月06日)
タイトル通りのゆるい雰囲気。そんな中時折見え隠れする現実という名のスパイス。良い味付けの作品。
蒼樹 うめ
芳文社 (2005年10月27日)
かわいい。和む。それ以外に何が必要だろうか。
黒田 bb
芳文社 (2009年12月26日)
キャラ先行型の漫画として必要な要素をおおよそ持ち合わせた、安心して読める作品。 それでいてある程度の柔軟性を持たせられている、そのバランス感覚は見事。
異識
芳文社 (2007年10月27日)
これぞキャラ萌え漫画(よくも悪くも)。伊御が良い男すぎて悶える。
ざら
芳文社 (2007年03月27日)
一コマ一コマに詰め込まれた情報量は随一。複雑な設定もキャラと作品自体に味を添える。タイプの違う「天才」同士のかけあいや台詞回しにもセンスが光る。読後の疲労感が心地よい。
芳文社 (2009年02月26日)
商業誌でこれが連載されている奇跡。\やべえ/ 読めば読むほど大沖ワールドへと誘われる強烈な作品。\すげえ/
きゆづき さとこ
芳文社 (2006年09月27日)
芸術科に所属する生徒を描く。細かいところに様々なこだわりが見える良作。美術部が出てきてからが本番。
カヅホ
芳文社 (2009年01月27日)
キャラ漫才系4コマ漫画。ツッコミ役は殺し屋なので、ツッコミは基本サブミッション。萌え系4コマとはある意味で一線を画す正統派的存在。
むねきち
芳文社 (2008年01月28日)
嘆息するほどくだらないエロネタの嵐。肩の力を抜くにはこれ以上ない一冊。
kashmir
芳文社 (2006年10月27日)
言葉の弄び方が秀逸。読者を選ぶが、はまれば大きい。
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