風は山河より〈第1巻〉 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2009年10月28日発売)
3.74
  • (17)
  • (35)
  • (37)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 318
感想 : 21
3

徳川盛衰記。どこで終わるのかは知らないが、はじまりは著者お得意の前史から。今回は家康のお祖父さんが三河で勇躍するところからスタート。1巻ではいよいよ尾張・美濃へ、というところまで。
信長より2世代前の話なので知らない人物ばかり。人の名前と関係を覚えるのに一苦労。地元民にはなじみの地名ばかりで分かりやすいのかも知れない。
読みやすいところとそうでないところがはっきりしている。前者は列伝体の部分で後者は編年体の部分。後者は蘊蓄の嵐で興味深いのだがどうしてもダレる。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2009年12月13日
読了日 : 2009年12月12日
本棚登録日 : 2009年12月12日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする