新装版 天璋院篤姫(上) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2007年3月15日発売)
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本棚登録 : 1915
感想 : 216
3

大河ドラマは見ないので、真っ白な状態で読みました。
強い女性の話が読みたくて選んだんですが
読み進む内に気づいたんですが、賢く優しい
女性の話でしたね

どの人物も実によく作りこまれていて、特に母のお幸や
幾島が素敵です

家定との独特の関係に揺らぐ篤姫の無意識のうちの
度量の大きさゆえの優しさに感服。
我が身をふりかえり反省しきり…
篤姫のような人は本人は無言で何もしなくても
気づいたら中心にいたりする人物なんですよね
いつも可憐な宮崎あおいちゃんとイメージが正反対…。

あまり時代小説は読まず歴史エッセイばかり
読んできたので、人名でちょっと苦労しましたが
時代小説も面白いなあと気づかせてくれました

即下巻へGO!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内小説
感想投稿日 : 2014年6月13日
読了日 : 2014年6月11日
本棚登録日 : 2014年5月12日

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