予想以上によかった!
いろんなところで涙がこぼれそうになりました
ツル先生や亜希子の両親の話など、熱い文章では
ないんですが、そこがまた頭にすっと染みこんで
いくようで素直に没頭できました
基本的に恩田陸さんの「人」に対する目は
暖かだと思います
その暖かさと透明感とそして根底にある寂しさと。
遠野物語がベースにあるようですが、それよりは
土着的でなく恐怖感もなく、東北地方独特の
雄大な山々に吹き抜ける風のようなさわやかさを
感じます
続編があるようですので、それを読むのが楽しみです
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内小説
- 感想投稿日 : 2014年5月12日
- 読了日 : 2014年5月11日
- 本棚登録日 : 2014年4月18日
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コメント 1件
澤口聖史さんのコメント
2019/11/17