ハードSFは何が起こっているのか想像できないことはよくある。本作もところどころわからないところがあったりはしたものの、話の筋はわかりやすい。
主人公リースが困難(ホント酷い目によく遭う)に何度も直面しながらも、滅びゆく星雲の人類を背負い、危機を打開する成長物語という面が強い。
星雲が呼吸可能なのが最初は不思議だった。作中で描かれている重力定数が10億倍(重力が10億倍ではない)の世界がどの程度まで正しいのかさっぱりだけど、少なくともこんな世界を書いたことがスゴい。
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- 感想投稿日 : 2013年8月8日
- 読了日 : 2013年8月3日
- 本棚登録日 : 2013年8月3日
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