蛇淫の血 (ガッシュ文庫)

著者 :
  • 海王社 (2011年10月28日発売)
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本棚登録 : 183
感想 : 16
4

極道の隠し子だった主人公が跡目候補にされて
連れ去られて監禁される話。
ボディーガードの男に犯されるわ
異母兄に犯されかかるわ殺されかけるわで
大変な目に遭う主人公が可哀想。
ボディーガードの男に惚れてしまい、
言われるままに入れ墨まで入れてしまって
後戻りできなくなっていくのが辛かったです。
後半で極道の血に目覚めたっぽいからいいのかな。
どうせやらなきゃならないなら開き直って
思いっきりやるといいと思います。
あと、絵の才能があるところは救いだなと思いました。
それも今までどおりにはできそうにないけれど・・・。
エロは濃厚で回数も多めです。
もっと凌辱風味かなと思ったけど意外と優しかった。
描き下ろしで落ち込んだ主人公に角能が
「袋が熱くなって、腫れてるな」って言うから
てっきりけしからん袋の方だと思ったら
涙袋だった。・・・と思ったら、案の定、
「こっちの袋も・・・」とエロが始まった。
そうだよね、涙袋を袋って略す人はいないよね、と
安心して読みました。
袋責めは別に好きじゃありません。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: BL小説
感想投稿日 : 2015年3月9日
読了日 : 2015年3月9日
本棚登録日 : 2015年3月9日

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