私が、他人の煩わしさも鬱陶しさも面倒くささも愛しく思えるのは
人の暖かさにいつもどこかで触れていたからなんだと、
その暖かさだって押しつけるようなものじゃなくて
その人の凛とした気持ちからの暖かさなんだと、
私はいつもそんな暖かさにどこかで見守られていたんだと思わせてくれた一冊。
人と関わることはいつだって面倒で、
だからこそ優しいことなんだ。そうだった。
この本を読んでほしいなんて、何だか押し付けがましいし
たまたま私がすきなだけなんだけど
それでも誰かがどこかで読んでいて
優しい気持ちになっていたらなぁと願ってやまない。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2017年1月14日
- 読了日 : 2017年1月14日
- 本棚登録日 : 2017年1月14日
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