寂しい、愛が欲しい、そういった渇愛を乗り越えたお坊さんの自伝。
なかなかに鬱屈した半生で、読んでいて辛くなったりしたけれど、読みやすい文体で最後までさくさく読めました。
人生相談にのるお坊さん自体も苦しんでいたと知り、今の自分の状況でもこの仕事を続けていいのかも、と思いました。きっと、誰だって自信なんてないんだと。
自分を見つめる静謐な時間って、誰にでも必要なのかも。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2016年7月7日
- 読了日 : 2016年7月7日
- 本棚登録日 : 2016年7月7日
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