雛の鮨―料理人季蔵捕物控 (ハルキ文庫 わ 1-2 時代小説文庫 料理人季蔵捕物控)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2007年6月1日発売)
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料理屋「塩梅屋」で働く季蔵は、元侍。
とある騒動に巻き込まれ、塩梅屋の主人である長次郎に
季蔵の名をもらい、町人として生きている。

塩梅屋は離れと表通りの飯屋がある。

離れの方は長次郎が仕切っており、季蔵どころか、娘のおき玖にも謎な商いをしているが、飯屋の方は季蔵にまかされている。

そんなある日、長次郎の死体が川から上がる。
季蔵は殺人事件だと訴えるが、奉行所は腰が重く、溺死として片付けてしまう。

季蔵は、なんとか犯人を探そうとするが、長次郎はどうやら料理屋の主人以外の顔があったらしく…。

シリーズ1巻目。
それを見越してなのか、伏線がたくさん張り巡らされてるような気がする。
今回はサスペンスの要素が強い感じ。
季蔵が主になって活躍するのはこれからかな。


収録作品:雛の鮨 七夕麝香 長次郎柿 風流雪見鍋

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 文庫
感想投稿日 : 2015年1月12日
読了日 : 2015年1月12日
本棚登録日 : 2015年1月12日

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