料理屋「塩梅屋」で働く季蔵は、元侍。
とある騒動に巻き込まれ、塩梅屋の主人である長次郎に
季蔵の名をもらい、町人として生きている。
塩梅屋は離れと表通りの飯屋がある。
離れの方は長次郎が仕切っており、季蔵どころか、娘のおき玖にも謎な商いをしているが、飯屋の方は季蔵にまかされている。
そんなある日、長次郎の死体が川から上がる。
季蔵は殺人事件だと訴えるが、奉行所は腰が重く、溺死として片付けてしまう。
季蔵は、なんとか犯人を探そうとするが、長次郎はどうやら料理屋の主人以外の顔があったらしく…。
シリーズ1巻目。
それを見越してなのか、伏線がたくさん張り巡らされてるような気がする。
今回はサスペンスの要素が強い感じ。
季蔵が主になって活躍するのはこれからかな。
収録作品:雛の鮨 七夕麝香 長次郎柿 風流雪見鍋
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文庫
- 感想投稿日 : 2015年1月12日
- 読了日 : 2015年1月12日
- 本棚登録日 : 2015年1月12日
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