ぼくは猟師になった (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2012年11月28日発売)
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感想 : 87
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漫画「銀の匙」で畜産・農業・食について考える機会が増えてきた今日この頃。

野生動物に農作物や山の木々が荒らされている一方で猟師が減っていると聞いて、鉄砲の免許について調べたことがあったけど、まさかワナで動物を捕まえるなんて方法・免許があるとは思いもしなかった。

4本足の動物だけでなく鳥もワナで捕まえるとは驚きます。

ワナを仕掛ける色んな技術や経験値、動物を解体する技術には感心するばかりです。

肉食が今ほど一般的ではなかった時代では、本書にあるようにワナで野生動物を捕まえるだけで需要を満たせたのだろうけど、さすがに現代の胃袋は猟では満たせない。

やっぱりシステマチックな現代の畜産は有り難いと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション
感想投稿日 : 2014年3月15日
読了日 : 2014年3月15日
本棚登録日 : 2014年2月10日

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