沖縄シュガ-ロ-フの戦い: 米海兵隊地獄の7日間 (光人社ノンフィクション文庫 653)

  • 潮書房光人新社 (2010年8月30日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 6

沖縄に小さな三つの丘があり米軍は独自に地名として名前をつけていた。そのうちの一つがシュガーローフ(菓子パンの一種)という。この丸裸の低い丘を超えることで首里への道を切り開きたいのだがそこには防御陣地のお手本のような強固な砦が地下に築かれていた。結局は人員と物資の豊富な米軍が多大な損害を出しながらも勝利する。一定期間の作戦を取り上げた戦記物で正直こういうのに慣れてないと読むのが辛い。あまりに多数の人間があっけなく死んで傷ついていくばっかりだ。物語には主人公が必要だが通して活躍するヒーローがいないのだ。 これが現実か。
沖縄のあまり知られてなかった戦いの話。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 戦記物
感想投稿日 : 2012年9月19日
読了日 : 2012年9月19日
本棚登録日 : 2012年9月19日

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