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人間の意識や倫理観に関することと、大自然の成り立ちに強い関心があります。 次元は一成る無限と歪み故の有限・相対世界のパラドックス・三次元的時空間・自立の依存性・自律による調和・総体と部分・過去にしがみつく安全地帯と波に乗る冒険・・・
レビュー by harmonixyさん
この本は、我が子にどうして離婚になったかを聞かれたのが切っ掛けで生まれたものらしい。
そのためか子供に語りかける形式で、主語がお母さんお父さんで語られており、読者である私に色々な意味で戸惑いが起こる。
覗き見させてもらっているような後ろめたさもあり、誰に対する父母なのか分からなくなり、お婆さんやお爺さんの事なのかと勘違いしたりすることも起こる。
子供を盾にしている所に弱さを感じしまう。
それは残念ながら軽々しいタイトルにも現れているようにも思う。
このタイトルから受ける印象は、誤解されるほどに内容とかけ離れているように思える。
特に後半での作者自身の深い観察眼による活き方と説明していないように思える。
前半では人と関われない自分に劣等感を持ちつつ関係を楽しめる自分を夢見てあこがれながら、幼さと過去を守ろうとする消極性から闇に長けた社会に飲み込まれて行く様と、その一歩一歩を反芻することで自分の罪悪感から解放され、離婚を決意させるまでの長い話を語っている。
最後に差し掛かった「補足メモ」を境に一般向けの記事になり、五章の「エッチと暴力」
からは、その一言一言を発する視点がガラリと変わる。
ここでは「エッチ」をお互いによる精神的な感覚を現す言葉として、「セックス」を利己的で肉体的な欲望の表現として使いわけている。
全身まるごとの集中で一目一目編み出す言葉は、直球でありながら柔らかく包まれて心地いい。
怖いもの見たさの社会性の中で、エッチは隠された「怖い事」と在るがままでいられる「解放感」の掛け合いによる暴力と調和の紙一重の冒険なのだろう。
しかし個と個の集いによるエッチには、宛がい扶持の秘密などなく未知を紐解く冒険があるだけで、子作りの交わりとは別のお互いにほぐれて心満ちて行く無限観を体験して恍惚を実感していくことを可能にする事実を語っている。
レビュー登録日 : 2011年12月12日
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