現実を直視したくない人たち同士を埋める言葉というのは、ポエムしかないわけです。逆に、それは直視しないという約束で成り立つんです。ポエムにするときに、英語を使ったり、片仮名でまとめたりすると、許されるという傾向もあります。意味のわからなさがいいんでしょう。
文章読本に、日本は新聞記事の見出しからして感傷が入っているとの指摘がありましたが、達人じゃない普通人が、それだけ多くの文章を公開できている、ある意味平和なのかもです。
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- 感想投稿日 : 2016年2月29日
- 読了日 : 2016年4月3日
- 本棚登録日 : 2016年2月29日
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