ハードカバーを本屋で速読したことを忘れ、文庫本で再読。
主人公が気弱な小学校時代から、吹奏楽部で演奏会を乗り越えるたび、
確かな自信を身につけていく感覚がおもしろい。
あっと驚くような展開はないけど、
母親や中学生の息子といった家族のつながりや、
いじめっこ・いじめられっこの心理など、
どこかで感じたことのある感情をうまく描いている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
現代文学
- 感想投稿日 : 2011年8月22日
- 読了日 : 2011年8月22日
- 本棚登録日 : 2011年8月20日
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