ベリーベリーグッド: レターエッセイ集

著者 :
  • 小学館 (2015年12月1日発売)
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本棚登録 : 206
感想 : 20

1月から読んだ本の感想アップが出来ていなかったので
ゴールデンウィーク中にまとめてアップ(笑)

大好きな弥太郎様の著書
付箋びっしりですが、気になったところをご紹介します

・手紙とは、あたまではなく、こころを働かせて書くもの。そう技術でもなく、
 形式でもなく、単に経験を生かしたものでなく、考えることでもなく、ただただ、
 人に向き合い、人を思いやり、人のために、こころを傾けること。
 その人のこころに寄り添うこと(p10)

・「いつも大切にしているのは、お客さんの気を見て、今日はどんな味を求めているのかを
 自分なりに見極めること(p23)

・相手の心に自分の心を向けること。そこに生まれる愛情が、あらゆる行為に魔法となって
 作用するのだ(p24)

・「見つける」ということは、感動するということだ。今日一日、感動が多ければ多いほど
 それだけ「見つける」ことができたということだ(p31)

・アイデアとは、過去の記憶から発掘するようなもの。生まれてから今日までの、感動、喜び
 驚き、悲しみや苦しみといった、あらゆる実体験と経験の記憶こそがアイデアの原点である(p38)

・これまでの記憶、そしてこれからの経験ぐらい尊いものはないと強く思った(p39)

・暮らしにおいても仕事においても、豊かな人脈は必要である。人脈のある人はとにかく
 お礼上手である。お礼上手な人は必ず大事にされる(p43)

・どんなことにもその先には人がいて、その人を思うことで、小さな工夫やアイデアが生まれ
 いつしかそれが基本になっている(p84)

・常々思っているのは、言葉使いというのは、心使いであるということだ(p93)

・「おもてなし」とは、日々の生き方ではなかろうか(p123)

・随筆家の白洲正子は「心に残る人々」で「が、本当に見るとは、かくれたものを引出すことであろう」と
と書いている(p125)

・常々思うのは、幸運とは、いつも誰かという人が運んできてくれるもので、自分一人で手にできる
 ものではないということだ(p131)

・時たま練習するのは、足し算にしかならないが、ちょっとでもいいから毎日続けていると
 成長は掛け算になるという言葉を僕は信じ続けた(p141)

・大好きなものやことで行き詰ったら、一度離れてみるのも方法だと実感した。
 勉強、仕事、人間関係、すべて同じかもしれない(p155)

・常に自分が、自分自身の最強の敵という視点を持つことが大事である(p170)

・まずはなんでも受け入れる。いわば、信じてみる。こう思うようになって、いろいろな意味で
 チャンスのような出来事がぐんと増えた(p179)

・それまでの自分を認める自己肯定感を持ちつつ、今のままではダメだという自己否定をすることで
 チャレンジに向けた心のエンジンに火が入る(p193)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年5月5日
読了日 : 2016年5月12日
本棚登録日 : 2016年5月5日

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