1月の読書会の課題本・・・
読書会の時にも言ったけど、私はこの本が課題本になった時「・・・」と固まった
この本が店頭に並び始めた頃、本屋さんで立ち読みをして買うのを止めた本だから
なので、今回この本は新本じゃなく、古本を買いました(笑)
とてもね危険な本だなってのが第一印象・・・
もちろんこの本に出てくる人達のように、うんと努力して成功してる人もいる
だけどその数以上に失敗している人がいるってことが書かれていない
まぁ、書いたら売れないもんね・・・
英語が使えた方が世界が広がる
MBAとった方が世界が広がる
もちろん、そういう事実もあるよね
でも、じゃ英語とMBAがあればOKなのか?
英語が流暢でも人とコミュニケートできない子もいる
MBA持っていても性格破たんしてる人もいる
まぁここを言い出したらキリがないんだろうけど・・・
この本は私の「批判家」精神に火を点けるものでした(笑)
なんだろ、ピラミッドの上の方の人の話しみたいな・・・
マズロー5段階で下から2番目くらいしか満たされていない人はどうしたら良いの?って
だけど・・・悔しいかな、私も社会人になって数十年・・・
これから、いやもうずっと前から「ライバルは世界」ってことはヒシヒシと感じている
業界の中のライバルも、自分の仕事のライバルも、もう国内や日本人相手じゃない
世界の同業他社がライバルだし、自分の仕事なんて簡単に安いアジアの人件費にアウトソーシングされてしまう
自分の価値をどうやって付けるかってことに必死にならないと、怖いことになるよね・・・
その付加価値が「英語」なのかも知れないし、「MBA」なのかも知れない
そこは自分で考えて、行動して、掴み取っていくしかないんだ
誰もあなたのキャリアに責任は取れないから・・・
「ワクワクする世界」ってのは所謂地球上の「世界」じゃなく、自分の内部にあるものかもね
探しているものは、いつだって自分のそばにあるものだと思うから
- 感想投稿日 : 2013年2月2日
- 読了日 : 2013年2月2日
- 本棚登録日 : 2013年2月2日
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