Because I am a Girl――わたしは女の子だから

  • 英治出版 (2012年11月20日発売)
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感想 : 28
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初めて、女性差別について勉強して、もっと知りたいと思った時の気持ちを思い出した。知りたくないけど、知らなくてはいけない。そして、誰かに知らせなくてはいけないという使命感。
世界では、本当に考えられないようなことが起きていて、憤りを感じるけれど、その社会で生きていたらそれが常識で、私が辛いだろうと思う仕打ちにも疑問を持たないのだろう。
むずむずする。女性に生まれたことの悲しさ。なぜ女は男にとって道具のような存在なのか。女の子は生まれた時から良き妻、良き母親になることを望まれるのか。私の周りを取り巻くジェンダー意識から逃げたくて、これからもきっと、女としての人生を戦い続けるのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ジェンダー
感想投稿日 : 2013年7月16日
読了日 : 2013年7月16日
本棚登録日 : 2013年7月16日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2013/07/19

「なぜ女は男にとって道具のような存在なのか。」
そう言う話を聞くと辛くなる、、、でも現実なんですね、ゴメンなさい(誰に謝ってるん?)

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