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狭く深く、ハマったらとことん。そんな嗜好回路。
レビュー by ハルカさん
黒澤監督といえば時代劇モノという感じですがこの映画の主人公は胃ガンで不治の病を患ったいち市役所職員。
死に直面して初めて生を感じるのならば人とは皮肉だなぁと思いました。
白黒の映画だけど古いという感じはしません。人の世の中っていつの時代もこんなもんなんだろうなーと思います。でも本当に色々考えさせられた。七人の侍のとはまた違った志村喬の演技力にもまた脱帽しました。表情と目でここまで魅せられる俳優ってそうそういない。最後のブランコに乗って歌うシーンは一回観たら忘れられません。
「私には時間が無い。人を憎んでいる時間など無いのです。」っていうセリフも印象的。 出逢えてよかったと思えた映画の一つです。
レビュー登録日 : 2008年08月10日
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