長年、片桐はいりがなんとなく苦手だった。
しかし朝ドラでの先生役が強烈に!魅力的だったのもあり、興味がわいた。

こんなイケメンと片桐はいりが姉弟なんて無理があるだろうと思ってたのだけれど、顔がいいだけと思っていた向井理がちゃんと自然に弟だったのが意外と、とってもよかった。

ふたりとも、お互いを大事に思っていて、自分のことには不器用なくせに、ひとのためにはさりげないけど優しくて。仲いいけど気持ち悪くない距離感が心地よかった。

傷ついたときや、ひとりきりだと感じた時に観たらちょっとほっとして、クスっと笑えそう。
こういう雰囲気の映画好きだなぁ、連ドラになってくれたらいいのに(笑)ふたりの日常をまったりのんびり眺めたい。

あ、かもめ食堂がひさびさにまた観たいな…はいりさんの映画いろいろ観てみたくなった!

2016年9月12日

読書状況 観終わった [2016年9月12日]

 まともな文章をかけるようになるべく、本や映画のレビューを始めようと思う。正直自分の文章は情けなくなるほど酷いため、これまで何度か挫折したが再挑戦。

 ゲイにもいろいろある…この主人公はドラァグクイーン?とでもいえばいいのだろうか?とにかくはじめは痛々しかった。ケバいかんじなのに髭も体毛も濃い。こんなん弁護士が本気で相手にするわけがない、隣室の騒音薬中女の障害のある子供とかなんで構うの?児相にまかせとけば?としか思わなかった。傍観時の自分は、ドン引きするくらい冷たい人間だ。
 
 しかしダウン症児のマルコが見せた嬉し涙に涙腺が崩壊した。交わされるたくさんの笑顔、愛情溢れるあたたかな眼差し、「幸せ」が確かにここにあると感じた。

 なぜ自分はこの慈愛に満ちたルディを痛々しいと感じてしまったのだろう、なぜマルコがこんなにもかわいいやつだと気づけないのだろう。

 たぶん自分は日常生活でも多くの大事なことに気づかないままで過ごしてしまっているのだろう。気づける人間になりたいと思う。傍観時無意識の自分こそが本質だとは信じたくないものだ。

 ところで、いくらちょっと昔の話だからってアメリカでここまでゲイへの偏見や差別があるものだろうかと違和感を感じたが、あとから1979年の話だとわかって合点がいった。少し前に、映画「フィラデルフィア」をみたときにも同様の違和感を感じたが、自由の国アメリカといえど同性婚が合法化されたのもつい最近のことなのだ。

 主人公演じたアラン・カミング、初見だと思うが気になって調べるとバイセクシュアルとのことで妙にほっとした。本当に、ただのストレートの俳優ではこんな演技できないよね、と思う。

 事前にほとんど調べずhuluで鑑賞したが、この映画、数々の賞を受賞し社会現象にまでなったそうだ。こんないい映画をスルーしなくてよかった。

2016年9月8日

読書状況 観終わった [2016年9月8日]
読書状況 いま読んでる
読書状況 いま読んでる

友人の評価もネットの評価もすごく高いのでさぞ面白いんだろうと観てみたらやはり最高によかった。観はじめるまでまさかフランス映画と思ってなくて若干驚いたしフランスでもこんなゲラゲラ笑っちゃえる映画つくるんだなと新たな発見。何がよかったって主役のふたりの嘘のない笑顔が最高、観てるこちらも心から笑顔にならずにいられない。差別してるからこそ気を使うし気にしないふりをするのかもしれない、と初めて気づいた気がする。何回も観ることになりそう。

2015年2月1日

読書状況 観終わった [2015年2月1日]

本屋大賞の作品ということで間違いないだろうと読んでみた。高校生の青春なんて自分には遠い話だと思っていたけど夢中になってあっという間に読み終えて驚いた。読みながらずっとワクワクしていた気がするし、疑似体験みたいに、まるで自分がそこにいるように登場人物たちの感情が伝わってきた。いい意味で万人受けするというか、年齢性別関係なく入り込ませるパワーを感じた。恩田陸を読むのは初めてだったけど他の本もぜひ読んでみたい。

2015年2月3日

読書状況 読み終わった [2015年2月3日]

歴史に疎い為登場人物も多く混乱、セリフが聞き取れなかったり初見の野村萬斎の演技が大げさに感じたり序盤は長く感じたが、戦闘シーンなど惹きこまれ後半は集中して観れた。よくとおる声、何気なく口ずさむ歌のクォリティ、田楽踊りのシーンどれをとってもこの役はこの人だけのものだろうと感じた。出演者は全体的に豪華だが、榮倉奈々や上地雄介、成宮寛貴あたりが軽く感じられた。

2015年1月18日

読書状況 観終わった [2015年1月18日]

ひさびさの十二国記で勘が戻る?まで読みづらく苦労したが後半はいっきに読めた。十二国記の新たなストーリーが読めるのは幸せなことで読み終わってしまうのがもったいないくらいだったが、これまで慣れ親しんだキャラクターがほぼ出てこないのも、話が進まないのも非常にじれったくやはり早く続きが読みたい。ただその前にまたはじめからじっくり読みたいと改めて感じることができた。

2015年1月28日

ネタバレ
読書状況 読み終わった [2015年1月28日]

映画を観たときの印象そのままの原作だった。わかっていても涙がこみあげてきた。おばあちゃんの言葉、生活の知恵、忘れたくない大切なことが詰まっている、何回でも見返したい作品。映像の美しさとおばあちゃんと孫を演じた女優さんたちが素晴らしいのでつぎにまた映画を観たい。

2015年1月15日

読書状況 読み終わった [2015年1月15日]
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