7巻にしてとうとう日米・日英開戦に突入。次郎と三郎は気付けばシンガポール攻略に立会い、ハリマオまで出てくる。あと数巻でソ連侵攻でのカタストロフィで全てのケリが着くまで、関東軍の麻薬問題、731部隊、(従軍)慰安婦と皇軍の闇を炙りつつ、どう話を展開していくか楽しみ。四兄弟という設定をすることで戦前・戦中の日本の雰囲気が、司馬遼太郎の描く幕末のように克明に伝わってくる。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史小説
- 感想投稿日 : 2013年4月24日
- 読了日 : 2013年4月23日
- 本棚登録日 : 2013年4月23日
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