下巻は略奪愛に成功した明治の肉食系我儘娘が、猜疑心の固まりになり病死していく姿を描く。最愛の妹達や愛人の前で頭蓋骨が割れんばかりのヒステリーを起こす様は哀れである。この話、女性目線で読んだらどう映るのか興味がある。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年2月5日
- 読了日 : 2016年2月5日
- 本棚登録日 : 2016年1月13日
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