戦時中が舞台とはいえ、宗教は人間を救うものでは決してないという事を、カトリックの洗礼を受けている遠藤周作が書いた2つの中編を収録。
「白い人」は芥川賞受賞作でナチスもの。「黄色い人」は白人神父から見た我々黄色い日本人を観察した箇所が興味深い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2014年8月1日
- 読了日 : 2014年8月1日
- 本棚登録日 : 2014年7月26日
みんなの感想をみる