1ぴきのカエルが、1本の美しい花を手にしていました。そこへ1ぴきのネズミがやってきてその花をうばいました。なぜ?次に、2ひきのカエルがくわわってネズミを追いはらい、手あたりしだいに花をつみはじめました。なぜ?すると今度は、ネズミたちがもっとひどい暴力で仕返しをしました。そして、あらそいは続いたのです―。本書は、子どもたちや、すべての大人たちにさまざまな疑問をなげかける、文字のない絵本です。なぜあらそいはおこるのか、なぜあらそいはやまないのか、そして最後に何が残るのか、考えてみてください。1996年ベルギー児童図書評論賞。 (by アマゾン)
先日の子ども哲学カフェで紹介された本。
哲学カフェのテーマは「人はなぜ戦うのか」だった。
いじめる人って戦ってると言えるだろうか。
なんか違う気がするな。
一方的に叩きつづけるという範囲にしたら、いじめる人も戦っている。相互に打ち合って争うだけなら、いじめる人は戦っていない。メディア批判や政治批判する人も戦っていない。
本の批判も戦っていないのか。批判した相手がまた批判したら戦うことになるのだろうか。
原発のデモは戦っているといえるのだろうか。
哲学カフェで面白かったのは、「無限にあるものであれば争いはなくなるか」でした。どう考えますか?
物質的なものだけでなく概念的なものを含めてです。概念的なものを含めたのは、いじめを考えてみると「居場所の確保」などをめぐっていじめがあるからです。
(まっちー)
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2013年9月6日
- 読了日 : 2013年9月6日
- 本棚登録日 : 2013年9月6日
みんなの感想をみる