面白かった。動物園でしか見たことの無いツキノワグマだったが、写真の三脚と対比すると想像していたより大きかった事に驚愕。その攻撃力の高さ(頚動脈を~のくだり)にも驚く。羆は恐いと思っていたが、ツキノワグマを舐めていた。そして、その行動範囲が人間の生活圏と重なってる部分が多い事もはじめて知った。山道の遊歩道を朝9時におさんぽしているツキノワグマ親子…もし人間と出会っていたらと思うと、怖い。
しかし、写真に写されるツキノワグマたちの姿は、とても愛嬌があってかわいらしい。写真で見るからだろう。はたして対面した時にそう思えるだろうか?
共存について、もっとちゃんと考えるべきではないかと思わせてくれる良書だった。
田舎で、クマ棚、見たことがあるような気がする…
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
知識
- 感想投稿日 : 2012年4月27日
- 読了日 : 2012年4月27日
- 本棚登録日 : 2012年4月27日
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