学生時代、
尋常じゃないぐらい高村女史にはまっていた時期があります。
単行本化していない作品が読みたくて、
図書館の雑誌のバックナンバーを漁って、
コピーをとりまくったぐらい。
で、そんな高村女史の作品で、
2番目に好きなのがこの作品です。
初読の時ほどドキドキすることはありませんが、
ラストが近づくにつれ、
やっぱり「早く、早く」と声をかけたくなります。
人、ばんばん死ぬし、
がんがん犯罪が起こっているのに、
ラストは一抹の清々しさが残る冒険小説ですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
高村薫
- 感想投稿日 : 2009年9月26日
- 読了日 : 2009年9月26日
- 本棚登録日 : 2009年9月26日
みんなの感想をみる