小さな男*静かな声 (中公文庫 よ 39-3)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年11月22日発売)
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感想 : 62
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好きすぎて、今まで感想を書くことができませんでした。
ものがたりの筋が?言葉の言い回しが?一人称と三人称の交錯が?
いやもう別にそんな評論めいたことはどうでも良いのです。
小さな男が、静かな声が、その声を嫌う彼女が。
アレキサンドリアが。詩としての灯が。自転車が。
日曜日の新聞が、支度中が、ココアが。
クリームソーダが、心の中の姉が、「ついに」が。

この本の中の文章すべてが、活字すべてが、一冊まるごとの存在が。好きで好きで大好きで愛しているのです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 好き!
感想投稿日 : 2015年5月8日
読了日 : 2014年3月24日
本棚登録日 : 2012年7月11日

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