情報の文明学 (中公文庫 う 15-10)

著者 :
  • 中央公論新社 (1999年4月1日発売)
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感想 : 92

読みやすい本ですが、この本から受ける衝撃は長く続くはずです。本書は、梅棹氏が60年代初頭に「情報産業」(同氏の造語とされています)の到来を正確に見通した類例のない予言の書です。当時、営業を開始したばかりの新幹線を、人や貨物の運搬ではなく、情報を運搬するものと定義し、情報産業に位置づける箇所は、いまもなおスリリングです。
(ブクログ ITエンジニアに読んでほしい技術書・ビジネス書 推薦文)
https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/2017/recommend#reco01

読書状況:読みたい 公開設定:公開
カテゴリ: 情報、パソコン、メディア・IT工学
感想投稿日 : 2017年10月23日
本棚登録日 : 2017年10月23日

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