最後の恋―つまり、自分史上最高の恋。 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年11月27日発売)
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【最後の恋】
絶対読んじゃいけない本のような気がしたけど、読んでみた。
中には、やっぱり読んじゃいけない本だったか、と思う話もあったけど、この中では阿川佐和子さんの「海辺食堂の姉妹」が一番好き。
たぶん僕は“姉”のほうかな。ラストも“姉”になれたらいいけどね…。

周りにはもう結婚して子供も居る友達が増えてきて、でも独身の友達も多くって、さ。
でも、なんだかんだ、みんな「何か」があるもんなんだなぁって思った今日。
高校のテスト週間を思い出したよ。
「全然勉強してな-い」って言って、実際はめちゃやってた子。
で、「全然勉強やれてない」って言って、ほんとにやってなかった自分。
それと一緒だな-って。

早生まれの戌年。つまりジャスサー世代なわけ。
「早生まれ」って、学年でいうと遅いから、「遅生まれ」のような気がいつもしてる。
“みんな”は30歳の誕生日の直前ってどうだったんだろう。
なんか、いろんなことを夜空見ながらぼんやり考えてた。
仕事とか、人との事とか、あれこれさ。ぼんやりと。
人って変わるもんだな-って自分を思ったり、何してんだろって思ったり。

(Dec 18th, 2011)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ○短編集
感想投稿日 : 2011年12月19日
読了日 : 2011年12月18日
本棚登録日 : 2011年12月19日

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