沢木耕太郎の定番紀行ルポの第二巻。二巻目にしてもまだ出発地には辿り着かず、マレー半島を放浪する。
第一巻のような臨場感のある埃臭さはなく、香港で描かれた旅の初まりのあの高揚感もない。しかし、それは著者が指摘する通り、「シンガポールに香港を求める」が故なのだろう。とりあえずもう一巻くらいは読んでみる。
読書状況:読み終わった
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ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2012年8月6日
- 読了日 : 2012年8月6日
- 本棚登録日 : 2012年8月6日
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