三匹のおっさん (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年3月9日発売)
4.14
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本棚登録 : 17964
感想 : 1650
5

おじさんがかっこよすぎる作品。
頑固おやじって、結構敬遠しがちなワードだと思うんだけど、こうして彼らの目線に立ってみると、生き様がとってもまっすぐで綺麗。
はっきりと叱るし、多分、身近にいたらちょっとうっとうしい。でも、彼らのようなまっすぐな人がいたなら、とても幸運だと思う。
彼らは間違った道を歩くことを許しはしないし、きっと、間違った道へ歩もうとする人を見捨てない。そして、巻き込まれそうな弱者を助けることを知っている。
相手のことを思いやる全ての行動が、とても輝いて見える作品です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自分ベスト(私的)
感想投稿日 : 2012年7月22日
読了日 : 2012年7月18日
本棚登録日 : 2012年7月18日

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コメント 1件

猫丸(nyancomaru)さんのコメント
2012/08/02

「彼らのようなまっすぐな人がいたなら」
忘れてしまっているので、思い出させて呉れる良書ですね、若い人には目上への尊敬。年配の方には若い人に恥ずかしくない日々を送っているか?二つが上手く噛み合えば日本の未来はきっと明るい筈です。。。

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