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heronさんの本棚(heron)


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手当たり次第に読んだ本をメモ代わりに。ミステリ・文芸書・SF多目。漫画もよむよ 感想長めネタバレ注意

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坂道のアポロン 7 (フラワーコミックスアルファ)

小玉ユキ

マンガ / 小学館 / 2011年02月10日 発売



ネタバレ  ここまでクオリティが落ちない漫画もめずらしい。

薫とりっちゃんが!
やっと!
やっとですよ!
二人とも可愛すぎて・・
熱にうかされながらの薫くんの告白シーンは
甘酸っぱすぎてきゅんきゅんきます
一巻につき一きゅんきゅんは約束されていますね
坂道のアポロン

かと思いきや今度は千太郎の方の
物語が動き出しました。
そろそろ佳境ですね。
次巻が楽しみです。


2011年02月28日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年02月28日) |

野田ともうします。(3) (ワイドKC キス)

柘植 文

マンガ / 講談社 / 2011年02月10日 発売



ネタバレ  奇をてらった感じが薄れてきたかも。

一巻、二巻を読んだ時は
すごいギャグ漫画が出てきたな!って
思ったものですが・・

これ笑えばいいのかしら


2011年02月28日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年02月28日) |

キス&ネバークライ(10) (講談社コミックスキス)

小川 彌生

マンガ / 講談社 / 2011年02月10日 発売



ネタバレ  なんとかまとまったね!

駆け足すぎるけど
オリンピック省略しすぎだけど
みちる家の離婚問題もはっきりは完結してない
ように思うけど

みちると礼音くんがちゃんと
お互い心を開けただけで
もうずっとここまで読んできた身としては
よかったね、と感慨深いものがあります


2011年02月28日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年02月28日) |

いつでもお天気気分 (2) (花とゆめCOMICS)

羅川 真里茂

マンガ / 白泉社 / 1997年11月 発売




2011年02月28日 | コメント(0)

いつでもお天気気分 (1) (花とゆめCOMICS)

羅川 真里茂

マンガ / 白泉社 / 1994年09月 発売




2011年02月28日 | コメント(0)

朝がまたくるから (花とゆめCOMICSスペシャル)

羅川 真里茂

マンガ / 白泉社 / 2010年04月19日 発売




2011年02月28日 | コメント(0)

いつでもお天気気分 4 (花とゆめCOMICS)

羅川真里茂

マンガ / 白泉社 / 2010年12月17日 発売



ネタバレ  秀ちゃんとくーちゃん編、
修学旅行編、
御堂さんと進之助編

の三本立て。

この巻は全巻のようにウジウジしすぎることもなく
「いつ天」らしい軽いテンポで
ギャグもそこそこに織り交ぜられながら
話が進んで行きます。

御堂さんかわいい・・本当にかわいい・・


2011年02月28日 | コメント(0) |

いつでもお天気気分 3 (花とゆめCOMICS)

羅川 真里茂

マンガ / 白泉社 / 2004年12月16日 発売



ネタバレ  いつ発売したの?
どこで売ってるの?
というくらい行方不明だった3巻。
4巻発売でおいおい3巻出てたのかよ、と気付きました。

御堂さん、かわいいですねー
でもミーコちゃん、救済措置なしってw
羅川さんの漫画だとわりかし、どっちからの視点でもそこそこ
納得できる動機付けがある印象があったので
ミーコちゃんみたいに根から性格が甘ったれてる子は
珍しいような。
ミーコ→御堂への思い入れが描かれていれば、というか
最後の「あたしの大事な大事な人なの」に至るまでの
伏線が少しでもあればなあ・・と。

猪俣さん話!
これね、結構猪俣さんの印象が変わりました。
彼女の考え方はそれでいいと思うんだけど、
それを他の人にも押し付けようとする幼さがキツイ。
「赤馬さんらしさ」を全部放り投げても
自分と一緒にいてよ、自分の願いどおりにしてよ、という感じ。
まあ、我侭ですね。

こんなに長々やるくらいなら、一本
麗子と赤馬さんの過去とこれから に使った方がよかったような。
実際赤馬さんも麗子さんのほうがお似合いなのでは?
と、この話読んで思っちゃったなあ。


2011年02月28日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年02月28日) |

主に泣いてます(3) (モーニングKC)

東村 アキコ

マンガ / 講談社 / 2011年02月23日 発売



ネタバレ  失速気味ですね。

泉さんが苛められっ子気質すぎて、
何をされても泣いてばかりで何も言わない、という態度に
イラっとしてしまう読者の方もいるのでは。

私も最初は「おいおい嫁さんよ・・」と思っていたのですが
この巻あたりから嫁さんの方に
軽く感情移入し始めました わーお

というか、何のお話なのか未だによくわかりません
泉さんがモテすぎて刃傷沙汰だの事件が起こるけれども
泉さんは仁さんから離れられる気配も、成長する気配もない
という一巻からの繰り返し、そろそろきついですね

脇役のつねちゃんや赤松さんを真ん中に据えてみて
いっそちょっとストーリーを動かしてみてはどうなんでしょう・・
東村さんファンだけど「・・・」な一冊。
ひまわりっ!みたいに後半面白くなるのかなあ・・・


2011年02月28日 | コメント(0) | 読み終わった (2011年02月28日) |

主に泣いてます(2) (モーニング KC)

東村 アキコ

マンガ / 講談社 / 2010年12月22日 発売



ネタバレ  仁さんの本妻さんに
泉さん拉致られる の巻

最初は本妻さんの二重人格ぶりに
本気でかなり引いたんですが
再読してみると声を出して笑えました
本妻さんの自虐っぷりは
なんだか東村さん本人に 少し似ています
(作者本人もお洒落する時はああいう髪の盛り方とかファッションだった気がします)

頭が弱くても美人がモテる という事実への
強烈なアンチテーゼなんだよ という意見も出てしまうほど
受動的すぎる泉さん どうなってしまうのでしょう


2011年02月28日 | コメント(0) |

主に泣いてます(1) (モーニングKC)

東村 アキコ

マンガ / 講談社 / 2010年08月23日 発売



ネタバレ  美人すぎる泉さんが
トラブルに巻き込まれすぎてしまうので
本気仮装で逃れます

の、紹介巻。
脇役も個性に溢れていて、
絵もまだていねいです。

ただナチュラルに狂気です。
ギャグの中に流血沙汰!
岡田あーみんほど軽く笑える感じでもないところがまた・・


2011年02月28日 | コメント(0) |

いっしょにねようよ 4 (花とゆめCOMICS)

高尾 滋

マンガ / 白泉社 / 2011年02月18日 発売



ネタバレ  一子ちゃんは
結婚したい女子ナンバーワンですね!

古白を怖がりながらも受け入れる、
という非常に大きな山場を超えました。
今までの高尾さん作品の中でも群を抜いて(母性も)強い主人公かなと思います。

ただ高尾さん、動きの描き方が変わりましたよね?
という印象が・・なんだか・・
静的になった気がします


2011年02月28日 | コメント(0) |

好かれようとしない (講談社文庫)

朝倉 かすみ

/ 講談社 / 2011年02月15日 発売



めちゃくちゃ面白かった。
凄かった。

と、幼稚な言葉しか出てこなかったのが残念なくらい。
何度も何度も表現の妙にページをめくる手が止まったし、
発想力と連想の連鎖に思考を巡らせた。
朝倉かすみの描写の、リアルさと小説らしさ
そのありかたのバランスの取り方、それが非常に好みなのである。

あらすじ。
25歳風吹、何にも必死になろうとはしてこなかった女。
というとやけに嫌な女に聞こえるけれども、いわゆる「必死かっこわるい」というスタンスではなく、「待っていてもいいじゃない」くらいのもの。
その健全な水のような風吹が恋をしたのは、鍵屋だった。
旅行帰り、スーツケースの鍵が開かなくて
大家さんに紹介してもらった鍵屋。
一目惚れだった。
もっと見たい、声がききたい、風吹は彼女なりの勇気をふりしぼって行動を起こしていく。
その一つであるベリーダンス教室に通ったことで
風吹は自分の身体の存在を自覚し、
自分にはない美しさを持つベリーダンスの講師のヒロエ・Oが
自分の片思い相手である鍵屋と特別な関係にあることを知る--。

という感じです。
いやもう本当に、文章だけでも最悪読めちゃいます、
っていう文体フェチの方がどのくらいいらっしゃるか
私にはわからないんですが、
この本はそういう方にもうってつけです。
それでいて物語もおもしろいんだから、たまったものじゃありません。
お手上げです。

「鍵」というキーワードで
鍵を開ける、錠前を閉める、という展開になっていた時点で
もうぞくぞくしてたまらなかったのですが
鍵師の過去が語られるに至って
「ああ、これも鍵がかかっていた部分なのか」と気付きました
どれだけ意味を持たせるのか
どれだけ緻密に構成されてるのか
同じ表現の多用も目立つのですが、それが実に効果的なんです

かれの声を指してオブリカード、ハーモニクス
と風吹は陶酔するのですが、
それが回を重ねるごとに読者にも伝播してくるようで
いつのまにか私も陶然として風吹の前にいる「彼」を思うのです

風吹というのも変わった名前で最初は馴染みにくいな
と思ったんですが
中盤あたり、彼女が奮闘する章を読み終わったところで
「やったじゃないか風吹!鍵屋の錠前の間から風を吹かせたな!」と
彼女を拍手喝采して気付きました
鍵がかかっていても風は入り込むから風吹?
いや考えすぎかなあ

これは誰にでも勧められる本だな、と私は思います。
読んでいて静かに恋心に浸るとか、しんみりするとか、そういうのとは逆!
どんどんテンションが上がっていくんですね。
そうだよねそうだよねわかるよ!って、叫びだしたくなってしまう感じ。

とびきりのガールズトークを聞いているような感じでもあり、
王道の少女漫画を読んでいるようであり、
そのくせきっちり文学作品しているのですから、
ノックアウトされない筈がないですよね。

この本、ピカイチです。
朝倉かすみの中でも一位か二位を争うほど好きです。


2011年02月17日 | コメント(0) | 恋愛 |

八日目の蝉 (中公文庫)

角田 光代

/ 中央公論新社 / 2011年01月22日 発売



ネタバレ  不倫相手と、奥さんとの間に
生まれたばかりの赤ちゃんを盗む。

そんなショッキングなシーンからこの小説は始まる。
何かするつもりなんてなかった。
ただ、顔をみるだけのつもりだったのに、
その赤ん坊は泣いていたから。
衝動的に希和子は赤子を連れ去り、逃亡を決意する。
その子供には「薫」と、かつて不倫相手と子供ができたらつけようと
約束していた名前を与えて。
友人の家に転がりこみ、強制退去を拒む女の家に転がり込み、宗教団体まがいの集団に紛れ、東京から名古屋、小豆島までをふたりは転々とする・・。

この物語は、どうしたって日テレのテレビドラマ『Mother』を
思い出さずにはいられないテーマを掲げている。
女が子供を盗んで、本当の両親のもとから引き離して、
母親になっていく。
女は本当の母親でもかくやというほど
すべてを擲って、子供を守ろうと必死になる。
子供も親を慕って、幸福そのものと錯覚するような暮らしが続き、
脅かされ、また夢を見ての繰り返し。

この小説の場合、圧倒的に希和子が悪い。
不倫相手に裏切られ、堕胎させられ、いっぽうで妻とのあいだに子供が生まれていたとしても、どんなにひどい目に遭わされたとしても、だから子供を盗んでいいという理屈にはならない。

けれどこの物語がおそろしいのは、
「復讐のために子供を盗む」のではなく、
「この子を幸せにしてあげたいと願って子供を盗む」のだ。
希和子の心理状態は、子供を盗んだ直後からずっと愛情に満ちた母親のそれだ。

許されることではない、けれど、希和子が薫を思う気持ちが本物だと察するからこそ、
同性である女たちは希和子を手助けする。
この感覚的な部分は、男性が読んでわかってもらえるかどうか、ちょっと不安だ。

解説の池澤夏樹先生は「これは相当なフェミニズムの小説だ」と指摘しておられるけれど、もっともだと思う。
まともな男なんてこの小説のなかに一人も出てこない。
逃げてばかりのずるい男が女を追い詰め、追い詰められた女は女に助けられる、そういう物語である。

二章では大学生になった薫のモノローグで話が展開していくのだが、
その淡々とした語り口調から、彼女の内面奥深くに隠したものが伝わってくるのはさすがの筆致である。
薫は「世界一最低な女が家族をめちゃくちゃにした」と述べながら、
「あの事件のことは他人事のような気がしている」とも言うのである。
薫が内側に抱え込んだまま成長してきてしまったその葛藤と、彼女はある事件をきっかけに向き合うことになる。
そうして最後に薫が出す結論を私は尊敬する。

この部分は引用に記しておくけれど、
完全なるネタバレになるのでご注意を!

それから帯に、映画化の知らせが記してあるけれど
希和子を永作博美が演じるというのは素晴らしいキャストだと思う。
井上真央は・・どうかな・・うーん・・

とにかく小説本体はどっしりとしていて、
読み終わったあと心の一部分を持っていかれるようなインパクトのある物語です。
やっぱり角田光代は格が違うよなあ、としか言いようのない計算された書きぶりは必見です。


2011年02月01日 | コメント(0) | 文芸 |

クローバー (角川文庫)

島本 理生

/ 角川書店(角川グループパブリッシング) / 2011年01月25日 発売



ネタバレ  3.5点。

酸素を吸い込むのと同じくらい自然に、
すうっと、その世界に入り込んでいく。

島本理生の小説には、その力がある。
小説を読んでいる、その真っ最中でさえ、
ふと顔を上げて、部屋の風景を見て初めて
「ああ、小説を読んでいたんだっけ」と思い出すような。
そんな不思議な感覚を味わったのがこの作品だった。

この物語は、双子の姉弟を主軸に据えている。
容姿をコンプレックスにしていて、反動のように着飾って恋ばかりをする姉の華子と、その姉の面倒を見るのが身に着いた弟、冬治。
二人は一緒に暮らしている大学生。

二人ともそれぞれ、
バイト先で一目惚れしたり、
合コンで出会ったり、
居酒屋で出会った男にストーカーされたり、
垢抜けない女の子に惚れられたり。

見事なのは、いくつかの出逢いがこの作品の中には転がっているのに、
どこの誰と「そう」なるのか、わからないような、そんな不安定さが
きちんと描かれていることだと思う。

その反面、この作品には、
島本理生という生身の女性の過去自体が透けて見えるような箇所が
いくつか見えて、それに何度か辟易した、というのも事実。

彼女が書くヒロインはいつも、「自分は恵まれない立場にある」と思い込んでいる。
そしてそれを理解してくれる誰かにめぐりあって、君はほんとうはもっと魅力的なんだよと教えてもらい、(最終的には別れることもあるけれど)自分の足で踏み出す。
この流れは、女の子にとってのシンデレラストーリーのベースラインそのものだよね。

それでも言っておきたいんだけれど、
私はこのほの暗さが、
要領よく生きる人間をすこし冷めた目で見ているような、
そんな島本理生の乾いた目線が好きだ。

でもやっぱりそんなの都合がいいよね、と思ってしまう自分もいる。

特にこの小説の場合は(女の子にとっての)夢物語的な部分が多い。
そのツケを払わされて重みを出すために代償を払うのが冬治くんだというのもどうかとは思う。

たとえば冴えない女の子だった雪村さんは、「冴えなくて孤立していた」頃から、人の気持ちを読むことに長けていて、人との距離のとり方だってかなりうまい方だ。
そんな女の子は大学で孤立しない。
孤立しないし、孤立したってどうとも思わないものだ。
その雪村さんが身なりを整えた途端に主人公が心変わりする、という現金さもいかがなものか。
男ってそんなに単純なものよ、という嘲りを含んでいるのだろうか。
冬冶は結局容姿で女の子を選ぶ部分がある、という性格にしてしまうと、ずっと一緒にいた容姿のよろしくない姉・華子に対しての感情云々の深層心理を疑ってしまいたくなるものだが。

熊野さんにしても藤森くんにしても両親にしてもそうなんだけど

「君の気持ちはよくわかってるよ、言わなくたって。本当は○○したいんだろ?でも○○なんだろ?」

みたいな台詞も正直どうかと思う。
やけに理解者が多い環境という気持ち悪さもそうなんだけれど、
はっきりそんな風に言うなんて無粋にもほどがある。
というか、現実ではありえない。

その、環境の優しさや甘さ、というのがやっぱり
「理想的な御伽噺だなあ」と私は思ってしまう。

自分の気持ちも、人との関わりも、未来も、すべては、もっと曖昧で、砂を噛むようなもののはずなのに。
それを全て整然と並べたてられると、ああきれいですね、幸せそうですね、とは思うけれど、他人事になってしまう。

うーん・・・
一気に読んでしまう力はあるんだけど、
物語として単純に好きじゃないのかもしれないなあ。
お得意の女性目線からの叙情的で繊細な心理描写もほとんどないから、世界観に浸れない。
いつもの島本さんの小説とは一味違う連作集。


2011年02月01日 | コメント(0) | 青春小説 | 読み終わった (2011年02月01日) |


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