ブルドッグみたいな、搾れば濃い肉汁が出てきそうな、齧ってみたくなるような顔のイワモト。髭剃り後は緑色の化粧水「アロエの妖精」をぴたぴたと塗る。
古田新太さんを思い浮かべてしまった…。
イワモトとスズコの夫婦と、スズコの元同僚のオカダ、中堅女優のタマヨ。海辺のセカンドハウスに集まった50代の男女四人。波の音を聴きながら、庭に実るものすごくすっぱい夏みかんを頬張り、ワインを飲み、宴の夜は終わる。
翌朝ふいに訪れる決壊。友情のような愛情のような不思議な交接。
読書状況:読み終わった
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ワケあり。
- 感想投稿日 : 2014年6月21日
- 読了日 : 2014年6月21日
- 本棚登録日 : 2014年6月19日
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