スティーブ・ジョブズ II

  • 講談社 (2011年11月2日発売)
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IIの方はAppleに返り咲いたあとの(iMacの発表やiPadなど)比較的近来の話が中心で、あまりの登場人物の多さと時代背景の理解のしづらさ(私が20代なので60年代のヒッピー文化や当時のカウンターカルチャー的のもの、あるいはその感覚がわからない)と比べて読みやすいです。

書いてある内容の多くは、やはりネットで拾えるレベルのものが多いのですが、改めて時系列に彼のエピソードを読み解いていくと、やはり壮絶なものがあります。
あまり自叙伝を読んだことが無いので想像が入りますが、自叙伝というものには描かれている人物の素晴らしさなどが語られており、結果として数箇所ぐらいは「こういうところは見習いたいなあ」と思えるものが見つかりそうなものだと思うのですが、スティーブ・ジョブズにいたっては全くそれが無い。
「すごすぎて見習えない」というよりは「見習いたくない」というか、彼のあまりの苛烈さに若干引いている自分がいます(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍:その他
感想投稿日 : 2011年11月15日
読了日 : 2011年11月5日
本棚登録日 : 2011年11月2日

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