本との出会いは不思議。もともと乱読の気はあるものの、なんで「琵琶師」の評伝を読もうと思ったのかは定かではない。(唯一言えるのは、小学館の新聞広告がうまかったのだということ。装丁[特にひらがなのフォント]が目をひいたのだと思う。)
読む前は、存在すら知らなかった女性にして男流琵琶師の物語。確かにこれは数奇な人生だと思う。しかも、記録の数は少なく、評伝とするには非常にタフな対象だったのでしょう。その中で筆者は良くがんばりました。
端的には「すげぇなぁ」という印象だけど、身にしみる一文もあり。読んで、新たな世界も知れてよかった。
だから読書はやめられない?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2011年11月15日
- 読了日 : 2011年11月15日
- 本棚登録日 : 2011年11月15日
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