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プレゼンテーションzenデザインについてのhidesato0724さんのレビュー


プレゼンテーションzenデザイン 662人が登録 ★4.06

著者: ガー・レイノルズ  制作: 熊谷 小百合 
本 / ピアソン桐原 / 280ページ / 2010年06月25日発売

レビュー by hidesato0724さん

 未設定  読み終わった  読了日 : 2011年04月25日  2  登録日: 2011年04月25日

Introduction

• 【本書の効果】 p18
グラフィック・デザインの基本概念が理解できる → プロのデザイナーとの連携がスムーズになる。
1.より優れたビジュアルを創り出せるようになる。
2.プレゼンテーションにおいて、メッセージがより明確に伝わるようになる。

• 道具はどこにでも転がっている。だが、知識はそうではない。 p19

• デザインとは、ソリューションを見つけ出すことである。
→ 他人の人生を支援したり、改善したりする。p19

• 『エモーショナル・デザイン-微笑を誘うモノたちのために』著者ドナルド・ノーマンは、美しいデザインの法がうまく機能することを示唆している。 p22

• ナンシー・デュアルテ「プロジェクトの成功を左右するのは、ラフスケッチである。」 p24

• 【デザイナー思考のための14か条】 p28
1.制約を受け入れる
制約は心強い味方。それは、想像力を引き伸ばし、(そうした制約がなければ思いつかないような)独創的なソリューションを生み出してくれる。
T.S.エリオット「完全な自由を与えられると、仕事が散漫になる可能性が高くなる。」
禅の研究者スティーブ・ハーゲン「デザインと同様に、人生においても、真の自由は、選択肢を最大限に増やすことにあるのではない。皮肉なことに、それは選択の余地がほとんどない人生の中にこそ見つかりやすいのだ。」
→カシューポスの神話(?)と同じこと言ってる?
2.抑制を心がける
3.限度をわきまえる
4.初心者の心で取り組む
5.エゴを抑える
 大切なのはあなたではなく、彼らである。
「共感」は他人が直面している問題を真に理解するための鍵だ。
6.デザインがもたらす「体験」を重視する
7.優れたストーリーテラーになる
8.デコレーションではなく、コミュニケーションについて考える
9.ツールではなく、アイデアにこだわる
 シンプルな鉛筆とスケッチ帳は(とりわけ思考の初期段階において)もっとも有効なツールだ。
最高のデザインは、常に、紙と鉛筆、ペンとナプキン、マーカーとホワイトボードから生まれる。
10.意図を明確にする
11.洞察力や好奇心を高め、身の回りにある教訓から学ぶ
12.できるだけシンプルにいく - ただし、単純すぎてもいけない
13.余白を生かす
余白を意図的に使うことは、単に美しいデザインにつながるだけでなく、見る人の視線を誘導し、デザイン上の優先順位をはっきりさせてくれる強力なツールである。
14.あらゆる「法則」を学び、「いつ」「なぜ」その法則を破るべきかを知る
• 禅の教訓の一つは、自由を得るためには型(規範や形式)が必要だということである。 p39

Components

• 書体(タイポグラフィ)を扱う際には、とりわけ「シンプル」が重要である。
∵不適切な書体を使うと、無意識の内にノイズを増やしてしまうことになるからである。 p49

• 一番後ろの席の人に合わせる
我々にとっての関心事は「明快さ」であり、文章としての「読みやすさ」ではない。
我々が問うべき質問は常に唯一つ、「スライドの文字はちゃんと見えるか?」そして、「スッと頭に入るか?」 p50

• でっかくいこう! : たいていのプレゼンテーションのビジュアル上の問題点は、テキストが大きすぎることでなく、小さすぎることにある。 p51

• かなり大きなサイズを使うときは、文字間のスペースに注意を払い、見やすくなるように調製する。スライドの文字のサイズをあげると、行間が空きすぎてしまうことに気づいた人もいるだろう。文章における行間隔は「レディング(leading)」と呼ばれている。レディングを余りにも広く(あるいは狭く)設定すると、スライドの文字は読みにくい。 p55

• 通常、スライドにはサンセリフ書体(「ひげ」や「うろこ」などの装飾的要素がない書体)が一番適している。しかし、フォントサイズが大きい場合は、Garamondのようなオールドスタイルのセリフ書体でも読みやすくなる。 p59

• タイポグラフィとヘルベチカの関係は、伝統的な日本料理と白飯の関係に似ている。白飯は、和食のその他の要素を補完する存在として、美味しさと調和を巧みに引き出しながら、食事全体を盛り上げてくれる。ヘルベチカもこれに似たところがある。 p66

• 画像の上にテキストを重ねる p70

• スライドをそのまま印刷したものを配ることは、絶対に避けるべき。まして、プレゼンテーションの前に配るのはもってのほかである。 p74

• 「見せる→話す」ではなく、「話す→見せる」の順で情報を提供せよ。 p74

• つづりの間違いや引用符の御用といった些細なミスで、あなたの信用は一瞬にして失われる。 p76

• 墨絵の目的は、対象物をそっくりに再現することでなく、対象の本質を伝えることである。それを可能にするのは、足し算でなく、引き算である。 p81

• 【墨絵に学ぶ8つの教訓】 p81
1.表現力を増すために必要なのは、引き算である。
2.少ないもので用が足りるなら、それ以上のもの(色)を足すべきでない。
3.濃淡をうまく使い分けることは、明快さとコントラストを生み出す上で重要である。
4.十分な知識を得た上で、はっきりとした意図を持って色を使用すべきである。
5.「明確なコントラスト」、「視覚的な暗示」、「繊細さ」は、一の作品の中で共存できる。
6.不要な細部を省き、物の本質を浮き彫りにしよう。
7.万事において、「バランス」、「明快さ」、「調和」、「簡潔性」を重んじるべきである。
8.簡単に見えることは、実は難しい(だが、やってみる価値はある)。

• あえてその色を使った意図は何なのか、絶えず自問自答しよう。 p82
 色相 : 明度や彩度から切り離された、純然たる色そのものをいう
 明度 : 色相から切り離された概念であり、色の明るさの度合いをいう
 彩度 : 色相の純度、つまり鮮やかさの度合いのことをいう

• 【配色パターン】 p89
単色、類似色、補色、無彩色(白黒)にワンポイントカラーを加える

• いい写真を取る秘訣の一つは、(デザインと同様に)できるだけシンプルにすることである。p133

• 被写体の配置 : 左寄りか右寄り
人物を撮るときの注意事項 : 人物の目を上から3分の1にもってくる

• 地平線の配置 : 地平線は上から3分の1、又は、下から3分の1のラインにもってくる p134

• 【データを簡素化する】 p145
• 表      : 具体的な数値を覚えてもらいたいとき
棒グラフ:込み入った比較をするとき
折れ線グラフ:一般的な傾向・動向を示すとき
円グラフ:要素数が少ない場合に比較をするとき

• 『Wabi Sabi Simple』の著者リチャード・パウウェル
「本質を伝えるのに必要なことをやるべきだ。盆栽や俳句において、作者は余分なものを切り詰めることで『見るもの』と『見られるもの』の距離を縮めようとする。本質そのものから注意をそらすような要素、本質を覆い隠したり、あいまいにしたりする要素は、慎重に取り除かなくてはならない。乱雑さ、量の多さ、該博な知識は、認識を混乱させ、理解の妨げになる。一方、簡潔さは、意識を一点に集中させてくれる。」 p147

デザインの原則

• グラフィック・デザイナーのポール・ランド「コントラストがなければお終いだ」 p175

• スペース枠外のスペースを暗示する p191

• 画面に奥行きを持たせる p192

• スティーブ・ハーゲン「つまらない選択肢を最大限に増やしても自由は手に入らない」 p194

• 「スライドにデータを詰め込みすぎてくびになった人はいない」という通説に後押しされ、初心者は「念のために」スライドにどんどん要素を詰め込もうとする。 p195

• シンプルなスライドのための2つの質問 p196
1.そのスライドを削除することは可能だろうか?
2.そのスライドが不可欠な場合、どのデザイン要素を外せばより効果的なスライドになるだろうか?

• デザインに余白を取り入れることで、聴衆はプレゼンテーションの要点がつかみやすくなる。 p197

• 人間は変化するものに注目する(そして、多くの場合そこから刺激を受ける)傾向がある。 p200

• 【6つのコントラスト】
①サイズ、②形、③方向、④位置、⑤明度、⑥色相 p203

• 日本人にはもともと家具を使う習慣がなかった。彼らは、暖かくて気持ちのいい畳の上にじかに座って暮らしてきた。 p206

• 何もない空間は広く見える。その結果、「焦点」が見つけやすくなる。 p207

• 「できの悪いデザインの最大の原因は何か?」に対する日本のデザイナーたちの答:
「デザイン上の優先順位の欠如」 p208

• 人物の画像は真っ先に人の目を惹き付ける傾向がある。あえて人物写真を使う場合は、必ずそれをデザインの「焦点」に持ってくるようにしよう。 p217

• 3分割法 : アーティストやデザイナーが最初に学ぶ基本的な構図法。写真家たちもまた、長年にわたって3分割法を取り入れてきた。 p226

• かつてヤンキースの名捕手ヨギ・ベラはこう語った、「よく見ればたくさん観察できる」。
一見当たり前のようだが、この言葉の奥には深い真実がある。自分を磨きたいのなら、身の回りのあらゆる教訓を見抜くことができなければならない。 p258

• ナンシー・デュアルテ「優れたスライドは、いろいろな意味で広告看板によく似ている」。 p261 レビュー登録日 : 2011年07月29日


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